地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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大阪産業技術研究所と産官技術交流会「新チャレンジ大阪3」(10/03)

掲載日2019年7月16日

 

大阪産業技術研究所と産官技術交流会「新チャレンジ大阪3」

食品ロス削減に役立つ先進技術

~食品の保存性向上、廃棄物の有効利用など、関西地域における産官学の取り組み~

 

 本来食べられるのに捨てられてしまう食品を「食品ロス」と言い、我が国では年間約650万トンもの食品が食べられないまま廃棄されています。世界全体では、約8億人が食糧難で苦しんでいるにもかかわらず、人の消費向けに生産された食糧のおおよそ3分の1、量にして1年当たり約13億トンが無駄になっていると推測されています。持続可能な社会構築のためには、食糧資源を無駄にしないための食品ロス低減は緊急の課題となっており、我が国でも2019年5月に「食品ロス削減推進法」が可決されました。本法案では、行政に対しては食品ロス削減施策に対して有効な施策を施すこと、事業者は施策に協力し積極的に食品ロス削減に取り組むことなどが責務とされます。
 そこで、大阪商工会議所、大阪産業技術研究所、生産技術振興協会は、第3回産官技術交流会「新チャレンジ大阪3」を開催し、関西地域における産官学の機関が取り組んでいる、食品の保存性の延長、廃棄する食品の有効利用などの食品ロス低減に向けた様々な研究成果をわかりやすくご紹介いたします。また、ご参加いただいた皆様と演者の皆様との交流会を開催いたします。様々な視点からの興味深い演題をそろえておりますので、皆さまの研究開発、新事業の創出にぜひお役立ていただきますよう、多数のご参加をお待ちしております。

◇日 時:2019年10月3日(木)13:30~17:10(17:20~交流会)

◇場 所:大阪商工会議所 地下1階「1号会議室」

◇主 催:(地独)大阪産業技術研究所、大阪商工会議所、(一社)生産技術振興協会

◇参加費:無料(但し、交流会は1000円)

◇定 員:120名

◇講演題目と講師:

     講演1「水産物より生じる廃棄物からの機能性脂質の製造」

              (地独)大阪産業技術研究所 森之宮センター 生物・生活材料研究部 研究室長 永尾寿浩

     講演2「新しい殺菌技術の応用による食品保存性の改善」

              (地独)大阪産業技術研究所 和泉センター 応用材料化学研究部 主任研究員 井川 聡

     講演3「農産物の特性に応じた鮮度保持技術」

              (地独)大阪府立環境農林水産総合研究所 食と農の研究部食品技術グループ 主任研究員 橘田浩二

     製品・技術紹介

       ①「食品添加物による食品ロス削減」           奥野製薬工業株式会社 川田仁志

       ②「バリアナイロンフィルムによる食品の保護」      ユニチカ株式会社 二科昌文

     講演4「食品ロス軽減を可能にする天然素材エキスの機能とその応用」

              関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授 河原秀久

 

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