| 受賞者 | 四宮 徳章・白川 信彦 |
|---|---|
| 授与者 | 一般社団法人 日本塑性加工学会 |
| 受賞日 | 令和2年6月12日 |
| 受賞対象テーマ | 局所加熱による高周波誘導加熱を利用した高速温間絞り工法の開発 |
従来技術では、1個当たり10~20秒(3~6spm)と非常に生産性が低いため、高速生産には不向きであったオーステナイト系ステンレスの温間絞り工法であるが、本技術を適用することで1個当たり1.2秒と8倍以上の高速化が図れる。また、温間絞り工法に必要な素板の局所加熱も、誘導加熱コイルの形状に独自の工夫を加えることで達成できた。
本技術は、今後、需要が拡大するであろう高強度材料の二次電池缶製造に有効な工法であることに加えて、高張力鋼板のホットスタンピングにおいて、テーラードテンパリングに利用できると考えられ応用範囲は広いものである。
よって本技術は、高速生産を可能とする革新性を有し、さらに、ホットスタンピングでの適用という裾野の広さに期待できるため、技術開発賞(中小企業)の受賞に至った。
※本研究開発を実施するにあたり、経済産業省「戦略的基盤技術高度化支援事業」の支援を受けた
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