第61回分析技術共同研究　認定証

概要

上記の共同研究は、参加各機関の分析技術の向上を目的として、産業技術連携推進会議知的基盤部会分析分科会により開催されたものである。これまでは、標準試料を基本とした基礎研究を行ってきたが、本年度は一般的に流通している実用的なナノ材料（炭酸カルシウム）を測定対象とし、各種代表的な測定法の妥当性と他手法間との比較測定の可能性を検討した。
今回、動的光散乱法を用いて炭酸カルシウムナノ粒子の粒径測定を行った結果、Zスコア（（測定値-付与値）/標準偏差）が２以下であり、分析分科会より良好な分析値と認定された。