| 受賞者 | 津田 和城、中嶋 隆勝 |
|---|---|
| 授与者 | 日本包装学会 |
| 受賞日 | 平成18年7月6日 |
| 受賞対象テーマ | ガタを有する被包装物の振動に関する数値的検討 |
製品のトラブルは企業の信頼やイメージを失墜しかねないため、出荷 前には評価試験が行われているが、膨大な数の輸送貨物の一部で製品損傷が起きている。この一因として本論文では、梱包された製品の非線形振動に注目し、そ の一例としてガタ振動を取り上げて検討した。その結果、製品の耐久性評価に大きな影響を及ぼす振動現象(限界入力加速度)を見いだした。従来では製品の振 動は考慮せず、貨物全体に加える振動のみで試験していたため、妥当な評価が行えず、輸送中の製品損傷を完全に防げなかった事例があった。以上のように、製 品の非線形振動に注目し、高精度な振動試験の実現に寄与する研究成果が評価され、受賞につながった。
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