| 発表題目 |
テニスストリングの張力緩和実験 |
| 発表者名 |
○西村 正樹、山田 信司、堀口 結以、他 |
| 発表会名 |
令和7年度繊維技術研究会 |
| 発表日 |
2025/10/30
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概要
テニスストリングをラケットフレームに張り上げる際には、ストリングに所定の張力を付与しつつ、フレームの孔に順次ストリングを通し、最終的に末端を結んで固定する。よって、フレームに固定された後、ストリングに付与された張力は時間とともに緩和する。ここで、プレーの頻度や強度等に依るものの、一般のプレーヤーがストリングを張り替える頻度は、3ヶ月に1回程度と想定されるが、フレームに張られた状態のストリングの張力を3ヶ月程度の長期間にわたって測定することは困難である。そこで本研究では、モノフィラメントタイプのポリエステル製テニスストリング1本を対象として、簡易型引張り試験機を用い、張力緩和実験を行った。