地方独立行政法人大阪産業技術研究所 - 当法人は、(地独)大阪府立産業技術総合研究所と(地独)大阪市立工業研究所が統合し、平成29年4月1日にスタートしました。研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を一気通貫で提供し、大阪産業の更なる飛躍に向け、大阪発のイノベーションを創出します。

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口2025-0156

発表題目 テニスストリングの張力緩和実験
発表者名 ○西村 正樹、山田 信司、堀口 結以、他
発表会名 令和7年度繊維技術研究会
発表日

2025/10/30

概要


テニスストリングをラケットフレームに張り上げる際には、ストリングに所定の張力を付与しつつ、フレームの孔に順次ストリングを通し、最終的に末端を結んで固定する。よって、フレームに固定された後、ストリングに付与された張力は時間とともに緩和する。ここで、プレーの頻度や強度等に依るものの、一般のプレーヤーがストリングを張り替える頻度は、3ヶ月に1回程度と想定されるが、フレームに張られた状態のストリングの張力を3ヶ月程度の長期間にわたって測定することは困難である。そこで本研究では、モノフィラメントタイプのポリエステル製テニスストリング1本を対象として、簡易型引張り試験機を用い、張力緩和実験を行った。