| 発表題目 |
加速度および速度の尖度を目標とした振動生成法の検討 |
| 発表者名 |
○細山 亮、津田 和城、堀口 翔伍 |
| 発表会名 |
日本包装学会 第34回年次大会 |
| 発表日 |
2025/8/28
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概要
振動試験の再現精度向上を目的として、これまで加速度波形の非ガウス性を再現する手法が多く検討されてきた。近年では速度波形に関する統計量、特に速度の尖度に着目したアプローチが報告されている。速度の尖度に関する研究では、周波数分解能が振動波形の包絡形状に影響を与えることに着目した方法が提案されているが、速度の尖度は加速度の尖度よりも小さい値しか得られないという問題があった。本研究では、こうした問題を解決するために、周波数分解能を用いない新たなアプローチとして、位相制御による加速度および速度の尖度制御手法を提案する。本手法は、位相のみを用いるため、加速度および速度の尖度の高精度な制御が実現できる。